2006年02月21日

スラウェシ島報道写真展(於:インドネシア文化宮)

東京・高田馬場のインドネシア文化宮では、2月25日から2ヵ月間、スラウェシに関する報道写真展を開催します。以下はそのお知らせです。是非、ご覧になってください。なお、開催期間中に、昨年に引き続き、スラウェシ・ミニ講座の開催も計画しています。

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インドネシア文化宮(GBI)では、2005年9月17日〜12月17日、スラウェシ島に暮らす14名の画家の作品計22点を集めた『スラウェシ島絵画展』を実施しました。2006年の文化イベント第一弾は、引き続きスラウェシ島にスポットを当て、地元最有力紙「Fajar」との共催で、以下の日程で『スラウェシ島報道写真展』を開催いたします。地元メディアの報道カメラマンだからこそ撮影することができた、ワンダーアイランド“スラウェシ”の実像に触れてください。

【名称】 スラウェシ島報道写真展(Pameran Foto Jurnalistik Sulawesi)
【主催】 インドネシア文化宮(GBI) & Harian Fajar(http://www.fajar.co.id/
【期日】 2006年2月25日(土)〜4月25日(火)11:00-18:00
(但し、日・祝日並びに3月〜4月の第2&第4土曜日、雨天時はお休みさせて いただきます)
【場所】 インドネシア文化宮(JR高田馬場駅より徒歩約6分)
【後援】 じゃかるた新聞、メトロTV
【展示作品】報道写真100点&絵画5作品

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2006年01月27日

カラ副大統領の対日批判?

昨日の共同の記事が話題になっているようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000198-kyodo-int

原文は以下の英字紙Jakarta Postの記事。
http://www.thejakartapost.com/detailnational.asp?fileid=20060126.C01

カラ副大統領の発言は、在日インドネシア人の集まりでの発言であり、日本人へ向けてのものではない。彼が来日中に日本人に向けて話した内容とは当然違いがあるだろう。ただし、上記英文記事の主張の中には、私が1月24日に直接会場で聞いたカラ副大統領の演説に通じるものがある。しかし、それを対日批判と短絡的に捉えるのは間違いである。

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2006年01月17日

食育フェアへ行ってきました

1月15日(日)、東京国際フォーラムで開催されている食育フェアへ行ってきました。

今回初めてだったのですが、官製の様々な団体や民間企業のブースの多さにびっくりしました。「食育」ってかなりの事業・ビジネス機会になるのですね。

その一方で、JAや地方のブースは意外に少ない印象を受けました。しかも、それらのブースの多くはあたかも○○物産展のノリで、声を枯らして持ってきた特産品を売っていました。

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2006年01月08日

セレベスの海底から

「セレベスの海底から」に関する記事が、スラウェシ情報マガジンにアップされました。以下のURLをご覧ください。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~makassar/mks/kasahara.html

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2006年01月07日

神戸でアチェ絵画・写真展

まもなく阪神淡路大震災から11年目を迎えようとしている神戸。1月7〜21日に、ひょうご国際プラザで「スマトラ沖大地震・津波アチェから1年−絵画・写真展」が開催されます。

http://www.hyogo-ip.or.jp/events/ache05.pdf

この絵画・写真展において、昨年末12月26日に発刊されたアチェ絵本も展示されます。

神戸新聞の正平調というコラムでこれらのことが取り上げられています。

http://www.kobe-np.co.jp/seihei/00046422sh200701061000.shtml

神戸方面の方、ひょうご国際プラザに足を運んでみてください。神戸とアチェとの子供たちの間で何らかの交流が発展していくことが期待されます。


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2006年01月06日

セレベスの海底から(予告)

マカッサルといえば、美しい夕日や洋々たる海が美しい港町ですが、その周辺では、第2次世界大戦中に多くの日本海軍の艦船が撃沈されました。60年の時を経て、今も数多くの精霊が美しい海の下で眠っています。

この犠牲者を描いた「セレベスの海底から」という本が自費出版されると聞きました。まもなく、スラウェシ情報マガジンで掲載される予定です。

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2006年01月02日

2006年が始まりました

2006年が始まりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

自分のことだけを考えるのに精一杯で(いい意味での)余裕や遊びがなく、何でも白黒はっきりさせようとする現状のなかで、これからの世の中に漠然とした不安を感じ始めている人々が、日本だけでなく世界でも増えてきています。

人が相手や他人のことを思いやり、少しでも寄り添おうとする、楽しみや苦しみのおっそ分けを受けようとする。たとえそれがほんの一瞬の短い間であっても、こうしたことの積み重ねが、上に述べた漠然とした不安を少しずつ解消していくことにつながる、と信じたいです。

今年の8月または9月頃から2年間、インドネシア・スラウェシ島のマカッサルに滞在する予定です。首都での大所高所に立った議論をしばし離れて、スラウェシの現場にじっくり入って、地元の人々と様々な学び合いをしたいと思っています。

本年もご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。


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2006年01月01日

新年のご挨拶

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2005年12月27日

アチェ絵本・詩集の購入方法

前記事で紹介したアチェ絵本・アチェ詩集が12月26日に発刊されました。絵本は日本語・インドネシア語併記、詩集はインドネシア語です。

購入ご希望の方は、お手数でも松井(matui@ide.go.jp)宛に必要部数をメールでご連絡ください。連絡を受けた後、品物を送付します。支払は同封の郵便振替用紙にてお願いいたします。

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2005年12月20日

<緊急>アチェ絵本・詩集出版記念の集い(終了しました)

あなたは1年前の12月26日、スマトラ沖大地震・津波をまだ覚えていますか。

アチェの子どもたちの絵とエッセイで綴ったドキュメンタリー・タッチの絵本(下写真)が発刊されます。また、命を落とした詩人の作品を含めたアチェ人の詩人の追悼詩集も発刊されます。

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発刊を主催するジャパン・アチェ・ネットは、今後も、次の世代を担うアチェの子どもたちを息長く支援していきます。

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★スマトラ島沖大地震&巨大津波一周年(2005.12.26)★
『アチェ絵本ドキュメンタリー』&『アチェ詩集全集』出版記念の集い


スマトラ島沖地震・津波の発生以来、インドネシア文化宮(GBI)は、JAN(Japan Aceh Net)を通じて、これまで数々の支援プログラムを実施してきました。

あれからもう一年。2005年12月26日(月)は被災一周年です。24万人もの命を奪った空前絶後の大自然災害でしたが、日本を含め国際社会は瞬く間に、あの未曾有の出来事を忘れ去ろうとしているかに思えます。

そこで、インドネシア文化宮では、もう一度、あの日を振り返えるべく、下記の追悼・祈念の集いを開催いたします。

JAN(ジャパン・アチェ・ネット)とアチェの地元紙「Serambi Indonesia」が協力して制作した『アチェ絵本ドキュメンタリー』と『アチェ詩集全集』の二冊の発刊記念の集いともなります。



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2005年12月08日

4時間で話せるブギス語(終了しました)

インドネシア文化宮にて、またまたスラウェシ・ミニ講座を12月17日(土)午後1時から開催します。参加希望の方は、事前にメールにてご連絡ください。

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第62期インドネシア理解講座:『4時間で話せるブギス語』

『スラウェシ島理解シリーズ』の第五回目のテーマは、ブギス語です。 10月29日に実施した『4時間で話せるマカッサル語』に続く、南スラウェシの主要言語 学習第二弾です。111の単語を学び、しかもわずか4時間で簡単な会話ができるようになろうとの、無謀とも大胆とも言える刺激的な試みです。

講師は、現在NHKのラジオ・ジャパンでインドネシア語放送のアナウンサーを務める、ブギス人のリリーさんです。開催中の『スラウェシ島絵画展』の最終日。トラジャコーヒーを味わいながら、ブギス文化に触れてみませんか?

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2005年12月02日

スラウェシ・ミニ講座(終了しました)

アップが遅れてしまいましたが、明日12月3日午後、またまたスラウェシ・ミニ講座が下記の通り開催されます。

今回は、ブギス・マカッサルをこよなく愛されている伊藤眞さんをお迎えし、マカッサルの華人の様々な側面をわかりやすくお話しいただく予定です。

私がマカッサルに滞在していた1997年9月、市内では大規模な反華人暴動が発生しました。あれからすでに8年が経過、あのときの非華人の華人に対する憎しみ、華人の非華人に対する恐怖心がむき出しの状況は今では影を潜め、暴動はそれ以来起こらず、華人・非華人どおしが互いの存在を認め合う雰囲気が日常となってきています。華人が多く住む地域では、中国正月が盛大に催されています。

そんなマカッサル華人のスケッチを伊藤さんの解説で眺めてみませんか。

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第61期インドネシア理解講座

『スラウェシ島理解シリーズ』の第四回目のテーマは、マカッサルの華人です。20年以上にわたりブギス社会を調査し続けてきた伊藤眞さんが、知られざる南スラウェシの華人社会に関して最新の調査結果を報告します。トラジャコーヒーを味わいながらの贅沢で知的な土曜の午後となります。

【期日】  2005年12月3日(土) 13:00-16:00
【内容】  マカッサルそぞろ歩き−華人を中心に
2004年、マカッサル市内の旧華人居住区の入り口に、中華街の大門が建てられました。スハルト時代は、細々とおこなわれていた年間行事も盛大におこなわれるようになり、一方、市当局も、旧華人居住区を地方観光の一部にとりいれようとしています。このような大きな変化の中にあるマカッサルの華人たちの過去から現在をスライド、ビデオ映像を用いながら紹介したいと思います。
【場所】 インドネシア文化宮(GBI)・ JR高田馬場駅より徒歩約6分
【定員】  約20名
【参加費】 \1,000#(JAN=Japan Aceh Net)」を通じてアチェ義援金に使わせていただきます)
【申し込み】氏名、住所、電話番号(変更などの緊急連絡用として携帯電話番号も)を明記して電子メールでお申し込みください。
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2005年11月18日

急告:絵本の緊急出版に関するお願い

ジャパン・アチェ・ネット(JAN)では、スマトラ沖大地震・津波の1周年にあたる今度の12月26日に、被災したアチェの子どもたちが描いた絵と高校生が書いた文とを組み合わせた絵本の発刊を計画しています。言語は日本語とインドネシア語です。

現在、有志がボランティアで編集作業を進めていますが、期待していた出版社から断りの連絡を受け、困っています。このブログをお読みになっている皆さんのなかで、絵本の出版社などに関係されている方がいらっしゃいましたら、至急、ブログへのコメント、またはメールにてご連絡いただければ大変ありがたいのです。

JANがアチェの地元紙Serambi Indonesiaと共同で開催した絵画・作文コンクールの優秀作品が素材となります。これらの作品を史実として後世にしっかりと残していきたい、たくさんの日本の子どもたちにも見て読んでもらいたい、と思っています。

よろしくお願いいたします。

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2005年11月14日

泣き笑いトラジャコーヒー

インドネシア文化宮で開催されるスラウェシ・ミニ講座のお知らせです。奮ってご参加ください。

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☆第60期インドネシア理解講座☆

『スラウェシ島理解シリーズ』の第三回目は、コーヒーがテーマです。アラビカ種の中でも最高峰と言われているコーヒーが、スラウェシ島のトラジャ地方で栽培されている、トラジャアラビカ種です。トアルコ(TOARCO=トラジャ・アラビカ・コーヒー)誕生の秘話を、“泣き笑いトラジャコーヒー”と題して、清野剛 さんが語ります。もちろん、トアルコ飲み放題の贅沢な土曜の午後となります。

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2005年11月11日

ジョグジャカルタ王室婚礼衣装展示会など

11月11日から京都で、ジョグジャカルタ王室婚礼衣装展示会、バティック・ファッションショーとジョグジャカルタ舞踊団による舞踊が行われます。以下紹介します。

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2005年11月08日

Pisang Garoeda




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勤務先から歩いて15分ぐらいの中国料理屋で見つけました。オランダ製のバナナ・リキュールです。Pisangはバナナ、Garoeda(旧表記。現在はGaruda)はガルーダ(鳥神。インドネシアの航空会社名にも使われている)というインドネシア語ですが、それが英語表記でGreen Bananaとなってしまうところが面白い。輸入元は京都の寶酒造です。上海碧(シャンハイ・ブルー)の隣に置かれていました。

ピサン・ガルーダの説明ページをみつけました。こちらをクリック。



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2005年11月03日

スラウェシ・ミニ講座(2005年11月12日)

すでに、予告しましたが、インドネシア文化宮でスラウェシ・ミニ講座を開催する運びとなりましたので、改めてお知らせいたします。

☆第59期インドネシア理解講座☆
『ワンダーアイランド・スラウェシへのお誘い』

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スラウェシ島絵画展、開催中

12月17日まで、高田馬場のインドネシア文化宮で「スラウェシ島絵画展」が開催中です。

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2005年11月01日

予告:11月12日にスラウェシ・ミニ講座

まだ公開していませんが、以下のような内容で、話をする予定にしています。

場所は、高田馬場のインドネシア文化宮、11月12日(土)午後2時からの予定です。

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タイトル:ワンダーアイランド・スラウェシへのお誘い

内容:アルファベットのKの字をした奇怪な形のスラウェシ島。同じインドネシアでも、バリ島やジャワ島とは違った趣がこの島にはあります。スラウェシには何があるのか。スラウェシの人々は他のインドネシアの人々とどう違うのか。様々な写真を交えながら、日本であまり触れられることのないスラウェシの人々や社会を紹介する「スラウェシ入門」です。トラジャ・コーヒーを飲みながら、ゆったりとした気分でくつろぎながら、スラウェシの楽しさ・面白さに触れていただければと思っています。

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2005年10月25日

文房具屋が消えていく

最近、最も必要だと思ったのは文房具屋。勤務先の近くにあった文房具屋がここ数年で次々と姿を消し、ちょっとした文房具を買うのに困っている。昼休みに昼食がてら文房具屋に寄るのが楽しみの一つだったのに。大型スーパーにも文房具はあることはあるのだが、地元の学校用に売られているとしか思えない品揃えなのだ。

自宅から勤務先までの通勤途中にどこか適当な文房具屋がないか、探していたら、東京駅丸の内北口のオアゾに入っている丸善がけっこう使えることがわかった。23日(日)に行ってみると、品揃えはそこそこで、高級品も含めていろいろある。売り場を十分に堪能できた。文房具と洋書を対象にしたポイントカードがあるので、さっそく作ってもらった。

2006年8月頃から2年間インドネシア生活になるので、3年連記の手帳を探していたのだが、以前使ったことのある博文館の手帳や高橋の大き目のデスクダイアリーが今一つだったのだが、書き込みしやすそうだった能率手帳の3年連記ものを見つけて購入した。レジに並んでいると、しばらく店頭から姿を消していたノマディックの町歩き用バッグが売られていたので、A4サイズの書類が入るバッグを一つ衝動買いしてしまった。

それにしても、文房具屋が消えていく中で、世の中の人々は文房具をどこから調達しているのだろうか。アスクルなどで大量調達したり、インターネット販売から購入しているのだろうか。もしかして、文房具なんかもう使わないのかもしれない。家庭訪問した教師が生徒の家に筆記用具すらなかったことに気づいた、という記事が新聞に載っていた。メモはケータイで取るし、と妙に納得したような筆致の記事だったが、違和感を覚えた。

先週、福岡へ行ったときに、文房具専用のコンビニが街中でけっこう目に入った。あんな店が東京にもあればいいのにと思った。我が家の近所で古くからやっている地元の文房具屋さんにはがんばってもらいたいものだ。

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