先の2月に帰国して以来、日本での何かと慌ただしい日々が過ぎていった。3月末には前の職場を退職し、すぐに赴任前の研修、それらの合間に研修の実施などに関わっていたら、バタバタと時間が経っていった。出発準備に集中できたのは、ようやくこの1週間だった。
それでも、不思議なほど、ゆったりとした気分で過ごすことができた。時間は決して多くなかったが、家族と一緒の時間も持てた。家族とこんなに笑いながら暮らせたのも久しぶりだったかもしれない。娘には、「おやじギャグの連発」と茶化されたのであるが・・・。しばし、妻子とはまた離れての生活になる。
東京へ帰る。マカッサルへ帰る。どちらも、私にとって大切な帰る場所。これからの両者へ帰り合う生活が、いよいよ本格的に始まる、という感じがする。