左手前がサゴ椰子澱粉で作ったパペダ。水飴のように2つのスプーンでクルクルッとまわしながらちぎって皿に移し、右手前のスープをかけ、パパイヤの葉の炒め物などを乗せていただく。先生のお宅のパペダはあっさりとしてヘルシーな美味しさだった。
パペダにも増して、今回、感動したのが、上の写真の真ん中の団子のような形のクラディである。クラディはサトイモの意味で、言ってみればサトイモ団子。先生のお宅のクラディには、隠し味でハチミツが入っていて、ほんのり甘みが口の中に広がる。これを野菜や魚と一緒にいただく(下写真)。このクラディ、本当に美味しい。
脂っこいインドネシア料理のなかにあって、パペダもクラディも素材を生かした実にヘルシーな料理である。パプアの食文化は、健康志向の観点から、もっともっと注目されてよい。
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