2007年11月16日

南スラウェシ州知事選挙に添えて

11月16日、南スラウェシ州選挙委員会(KPUD)は、11月5日に投票が行われた南スラウェシ州知事選挙の投票結果を正式に発表する。すでに、14日までに県・市レベルでの開票を終えている。

インドネシアの地方首長選挙は正と副のペアで立候補して戦うが、今回の南スラウェシ州知事選挙では、現知事と現副知事がそれぞれ知事候補として戦う展開となり、14日の集計結果では現副知事が現知事を1%以下の僅差で下すという結果になっている。これまでのインドネシアの地方首長選挙で、現職の正副知事が戦って副知事が勝てば、おそらく初めてのケースになるだろう。

当地では、現知事の支持者数百人が「不正があった」として選挙委員会に押しかけて、投票結果の正式発表を行わないよう圧力をかけた。16日もより多くの動員で圧力をかけることだろう。現副知事の支持者は今のところ自制しているが、当選発表となれば市内に繰り出すであろうから、両者間の衝突が起こって、市内が騒然とするのではないかとの懸念が現われている。

我がイニンナワの若者たちの投票行動は正確に把握していないが、現副知事に投票した者と棄権した者が同じ程度だったように思う。みんな、選挙に対してはかなり冷めていた。

友人の芸術家フィルマン・ジャミル氏が、そんな地方首長選挙を「権力者やエリートの茶番ではないか」と風刺するパフォーマンスを11月17日夜にイニンナワで行う。我が家の前のプリンティス・クムルデカアン通りを挟んで、向こう側とこちら側とを行き来するパフォーマンスとなるようだが、詳細は当日のお楽しみである。

posted by daeng at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | マカッサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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