2007年05月22日

漁民がシーラカンスを捕獲

北スラウェシ州マナド沖で19日、地元の漁民父子がシーラカンスを捕獲した。このシーラカンス、捕獲されて隔離プールに入れてから17時間後に死んでしまった。

この海域にはシーラカンスの存在が確認されており、日本でも、アクアマリンふくしまなどが調査を継続中である。

折りしも、マナドでは2009年に世界海洋サミットを開催すると宣言したばかり。北スラウェシ州知事は、シーラカンスはそのまま冷凍保存し、世界中の科学者の調査対象として役立てる、としている。ただし、シーラカンスはマナドから外へ持ち出さず、世界中の科学者にマナドへ来ることを奨励している。

再びシーラカンスの話題で盛り上がる北スラウェシ。シーラカンスやスラウェシの海の解明はまだまだ緒についたばかり。世界的にユニークなスラウェシの魅力がまた一つ加わった。いやー、これだから、スラウェシは面白い。

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(Komentar紙、2007年5月22日より)


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