家族とマカッサルの街をまわり、改めて興味深い風景に出会う機会を得た。住んでいると地元のことは当たり前のようについつい思ってしまうもの。
改めて新鮮さを感じたマカッサルの様子をいくつかの写真に撮ってみた。
ソンバオプ要塞(Benteng Somba Opu)跡にある博物館。博物館というにはまだまだ未整備だが、ゴワ王国のハサヌディン王がオランダと戦ったときの砲弾や、ゴワ王国時代に描かれた絵地図などが展示されている。
ソンバオプ要塞跡。小さな薄いレンガが互い違いに重ねられた壁になっている。この円形部分は要塞の入り口だったのだろうか。
マカッサルの西南部に新興住宅地タンジュン・ブンガが開発され、そこからジェネベラン川を挟んだ対岸のバロンボンに橋がかけられた。これにより、マカッサル市内からタカラール県の海岸部ガレソン地区まではわずか30分で行けるようになった(以前はゴワ県の県都スングミナサ経由で2時間以上かかっていた)。ガレソン地区は野菜生産地。毎朝野菜を積んだ自転車がマカッサルへやってくる。橋ができて自転車も楽に行けるようになったが、1回500ルピアの渡し舟もまだまだ健在だ。
マカッサルの木造船が出入りするパオテレ港では、夕方、きれいな虹が見えた。この後、岸壁へ出て夕日を観ていたが、突然空が暗くなり、大雨に見舞われた。
マカッサルのあるスーパーマーケットにて。日本と同様の頭のないエビが売られていた。日本などへ輸出するものの残りが流れているのか。かつては、有頭エビしかみかけなかったのだが・・・。
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