2007年03月02日

変貌するマナド

今、出張でマナドに来ている。マナド訪問はたしか5年ぶりぐらいなのだが、海岸の変貌ぶりに驚いた。延々と海岸が埋め立てられ、モールが4つ、商店兼住居の建物がずらーーっと並んでいる。もちろん、建築中のものが数々ある。マナド中の商店が引っ越しても大丈夫だと思わせるぐらいの数である。

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2009年には世界海洋サミットがマナドで開催される。その開催場所となるのが、次の写真にある建設中のマナド・コンベンション・センター。ブルバード・モールが併設し、メルキュリー・ホテルも開業するとのこと。

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とにかく、海岸部の開発が進む。この開発が本格化したのは、今から3年ほど前というから、ゴーサインはメガワティ政権のときに出たと思われる。たしかにあの頃、ミナハサ関係にずいぶん資金が回っている印象はあった。ジャカルタのマナド料理レストランが急に増えたのもあの頃だった。マナドの市内でもホテルなどの建築ラッシュ。

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世界海洋サミットを踏み台に、マナド市は「2010年国際観光都市」を目指している。市内を歩いても、ゴミが見当たらない。道路沿いはマカッサルよりはるかにきれいだ。

友人である副市長に招かれて講演し、マナド本来の良さを生かして、地域の特色のある観光振興を目指して欲しいと、市職員の前で話した。

1991年、初めて訪れたマナドで、マカッサルにも負けない壮大な夕日を観ながら、フィリピン人に間違えられ、それを楽しんだ自分を思い出した。当時は何もなかったあの場所は今、壮大な埋立地の一部になっている。
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