このワークショップ、生涯学習の中身についていろいろ議論するのかと思ったら、要するに、LCにパソコンを設置し、インターネットに繋げることが重要なのであった。ドナーのIT活用戦略の一端としてLCが活用され、世銀などが運営する東インドネシア支援センター(SofEI)がこのLCを活用して農村部へ入り込もうとしていることもうかがえた。ご丁寧に、SofEIがマイクロソフトと組んで行うワークショップの案内まで配られた。
そこで、ITがないとLCは運営できないのか、LCでは何を学んでいるのか、といった質問をしてみた。外国援助を使って、ワルン・インターネットを運営するような話ではないのか、中身は一体どうなっているんだ、と。でも、2日目のLCのプレゼンで、それなりに考えてLCを運営しているケースの話が聞けたのは収穫だった。
その参加者がBiblioholicを見学したいと言って、23日の夕方にぞろぞろとやってきた。そして、仲間であるIninnawaなどで出版している出版物に興味を示し、書籍購入などをしてくれたおかげで、合計で60万ルピア以上の売り上げとなった。ファンド・レイジングにいつも悩んでいる仲間にとっては、束の間のホクホク顔であった。
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