2006年06月01日

ジャワ震災生業復興支援・史跡復旧支援

私の友人から以下のようなメールをもらいました。奥様がジョグジャの王宮関係の方で、東京とジョグジャを行ったり来たりされています。

来週から下記の郵便振替口座にて義援金の受付を開始するとのことです。ご協力をよろしくお願いいたします。

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ジャワ震災生業復興支援に関しては Yayasan Royal Silk が中心に活動。
義援金の送金先:(口座への送金は6月7日以降より可能予定)
郵便振替口座名称:ジャワ震災復興支援
口座番号:00130−8−610726

建築遺産、史跡復旧に関する支援は Jogja Heritage Society が中心に活動。
義援金の送金先:(口座への送金は6月7日以降より可能予定)
郵便振替口座名称:ジャワ震災史跡復旧支援
口座番号:00160−8−631171

Forwarded by Kazuhisa Matsui
----------------------- Original Message -----------------------
From: "masato KURODA"
To: "Kazuhisa Matsui"
Date: Wed, 31 May 2006 15:32:29 +0900
Subject: ジャワ震災復興に向けて
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松井様

先程ご連絡させて頂きましたJogja Heritage Society代表Mrs, Sita Adishaktiからのメールを下記にご連絡いたします。

報道のようにジョグジャカルタの地震被災は被害が広がっています。余震も続き、妻の実家、我が家も被害を受け震災後は外でテントで過ごしているとの連絡でした。身内家族は家屋が倒壊や破損したものの全員の無事が確認出来ました。しかし、野蚕開発事業に最も尽力された王室の方(Ibu Ray Hambarjan)が亡くなられました。また、紡ぎ手の農村女性数名が入院し、安否の確認の取れていない方もいます。紡ぎ手の家屋や再移住支援住宅の多くが倒壊しているようです。

第一王女のご自宅ポンドコ(百数十年前に立てられた儀式用ホール)が倒壊し、王宮内の宝物類が被災、多くの史跡に被害が出ています。

野蚕開発を通じた植樹村落支援事業で建設した再移住住宅は100棟の殆どが倒壊してしまい大きな打撃を受けました。

しかしそのような状況だから今求められる行動があると感じています。

野蚕開発はジョグジャカルタを中心に展開され、多くの成果と共に評価を得て参りました。野蚕開発は手工芸から植樹支援、農村支援、女性の地位向上へ展開し、社会に対する寄与の可能性は今後も多大と考えています。緊急復旧に続く、生計復興に向け野蚕開発が今後も大きな役割を担って行けるようご指導、ご協力頂けますよう宜しく御願いいたします。

上記活動を展開するため、昨年末に現地にYayasan Royal Silk(ロイヤル・シルク財団)を設立いたしました。

主宰:グスティー パンバユン 第一王女
代表:フィトリアーニ (私の妻)

今年は20台の車椅子支援を実施し、現在メガネフレームの支援と検討しています。

ジャワ震災生業復興支援に関しては Yayasan Royal Silk を中心に活動を行ないたいと考えております。郵便振替口座の設立を行います。

建築遺産に関する支援は下記 Jogja Heritage Society が相応しいと考えます。同様に郵便振替口座の設立を行います。

緊急支援は政府・国際機関が担うと理解しております。


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Jogja Heritage Societyから届きました現況と求められる支援内容を下記いたします。

建築関連の御友人の方々にお知らせ頂けますよう御願いいたします。

1.緊急支援

ア)テント:雨対策、病人・怪我人を含め、屋外で治療を受け屋外に留まらざる得ない人々が雨にさらされています。
イ)食料:水・米・食料
ウ)マット:赤ん坊を含め、夜間雨に濡れ体力の消耗が懸念されています
エ)毛布:上記に同様
オ)医薬品:薬・抗生物質・点滴
カ)ガソリン:停電している地区が多くあります。自家発電用の燃料が必要です
キ)衣服:着替えも含め家屋の倒壊と共に失いました。

2.復興に向けて(1)史跡・遺跡・伝統建築物の被災と復興

ア)王宮関係:マジャパイト時代のガムランを初め多くの宝物が破損、陶器は全て破損、水の王宮の倒壊等々
イ)建築遺産:Candi Prambanan(世界遺産)、Candi Brahma, Candi Nandi,
Candi Apik
ウ)伝統家屋:Kotagede, Wonokromo, Imogiric地区等の保存すべき多くの伝統家屋

そのような状況の中、Jogja Heritage Societyは[Senthir] [Pusat Pelestarian Pusaka] [Jutap-UGM] [Sahabat Pakuningratan] [Camatha]の各組織と協力し支援金の受け入れを始めました。

支援金の使用目的を明確にし2つの口座を設定しています。

1.緊急支援一般

口座名: A.n Nururien Pikarini
銀行名:-Bank Niaga Jl. Jendral Sudirman
口座番号:ドル口座   019.02.18111.000,
ルピア口座  019.01.11085.12-0
口座名義人連絡先:Mrs, Nururien 携帯電話番号 ++62- 81-1252979

2.建築史跡復興

口座名: A.n. Dwita Hadi Rahmi
銀行名:Bank BNI Cabang UGM Yogya
口座番号:No. 3869785-8
口座名義人連絡先:Mrs, Dwita 携帯電話番号 ++62- 81-125 3164

上記に関わる全ての連絡先Jogja Heritage Society代表Mrs, Sita Adishakti

連絡先;携帯電話番号++62-81-126 9571

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建築史跡保存協会「Jogja Heritage Society」代表のMrs, Sita Adishakti 
(シタ女史)は私が最も信頼する活動家です。京都大学で博士号を取得後、国立ガジャマダ大学で教鞭を執られ多くの社会活動をされています。

シタ女史は緊急支援後に行われる、倒壊破損施設の撤去、インフラの回復作業に伴い、被害を受けた建築史跡特に伝統家屋の多くが失われるのではないかと危惧されています。 ジャワ伝統家屋及び、建築遺産を保全する活動にお力添え頂けますよう御願いいたします。

一方、Royal Silk財団は王室と共に、緊急支援後の長期にわたる生計向上に寄与できる活動を模索し手工芸振興、農村女性の自立を支援いたします。

イモギリ地区で活動しておりました植樹村落支援事業は再移住住民用に建設いたしました家屋の倒壊を受け、事業見直しの為、再調査に入ります。

私はスリランカ津波被災復興計画調査から帰国し、妻共々東京におります。

妻はジョグジャカルタの家族の安否の確認ができ、家族が他の被災住民への支援活動を始められるまでに精神的に回復したのを受け、東京でジョグジャカルタと日本の橋渡しを担うことを決め活動をいたします。ジョグジャカルタへの渡航は7月末に行なう予定でおります。

今インドネシアと連絡を取りながら何が求められるかを確認しています。

今後もご協力ご指導頂けますようお願いいたします。


黒田正人
ロイヤル シルク 財団
代表:フィトリアーニ・クロダ
〒114-0001 東京都北区東十条4-4-7
電話:03−3911−7540
FAX:03−3911−6009
E-mail:fitrianik@hotmail.com

※多くの方々からご連絡を頂き、ご返信が個々のメールへの対応として相応しくない個人的な内容等を含んでいることに関しご容赦頂けますよう御願いいたします。

posted by daeng at 06:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。突然の書き込み、恐れ入ります。
私は今、世界遺産などについて研究している学生で、インドネシアには行ったことはないものの、以前ワークショップで上記に紹介されている建築史跡保存協会「Jogja Heritage Society」代表のMrs, Sita Adishakti(シタ)先生とその学生さんにとても親切にしてもらったことのあるものです。シタ先生ご自身から上記に紹介されているメールと同様の内容の英語のメールをいただきましたが、一言一句翻訳して友人へ転送するのに非常に苦労していた矢先、このサイトに出会いました。
インドネシアへの募金について友人達に呼びかけるため、このサイトを友人達に紹介させていただきたいのですが、宜しいでしょうか?

突然のお願いで恐縮ですが、宜しくお願い申し上げます。
Posted by みく at 2006年06月05日 03:34
みくさま
数日後に、シタ先生がホームページを立ち上げられるそうです。その際には、本ブログでURLをお知らせします。もちろん、そのような趣旨でしたら、友人の方々に本ブログ・サイトをお知らせいただいてもかまいません。よろしくお願いいたします。
Posted by daengkm at 2006年06月06日 01:14
こんにちは。突然のお願いに快くお答えいただきありがとうございました。さっそく信頼できる友人・知人にこのサイトをお知らせいたします。
Posted by みく at 2006年06月07日 10:30
みくさま
Jogja Heritage Societyのウェブサイトが開設されました。6月8日のブログ記事(http://daengkm.seesaa.net/article/18983858.html)をご覧ください。
Posted by daengkm at 2006年06月08日 06:39
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