2008年02月22日

大分へ行ってきた

2月17〜19日は、インドネシア農業省視察団5人の要請で、一村一品運動に関する大分県への視察に随行した。一村一品運動は、今、様々な発展途上国で適用が試みられているが、表面的な理解のままに、形を真似ただけで進められる傾向も強いので、しっかり理解してもらいたいとの願いから、随行したものである。

おかげで、別府と由布院で久々に温泉に浸かることができた。この二つの温泉、肌に柔らかなあっさり感のあるお湯で、どちらも私の大好きな温泉である。

せっかくなので、視察団には大分名物も食べてもらった。だんご汁、鳥天、豊後アジ・豊後サバ(まだ関アジ・関サバの季節ではない様子)。

野津原の里の駅「ななせ四季の里」のだんご汁は、他とはちょっと違う。ごろんとした団子が入るが、この製法は企業秘密とのこと。酒まんじゅうも生地が他とは違っている。いずれもおいしかった。

同じく野津原の「若妻の店」。子どもを学校に行かせる資金の足しにしようと始めた農産物直売所だが、今では常連客も付き、食堂も付設してけっこうな賑わいになった。ここのジャンボいなりは、もとは家庭料理なのだが、一度は食べてみる価値がある。おいしい!

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若妻の店のスタッフの皆さんと一緒に


鳥天の油にラードが使われている店があるなど、イスラム教徒の視察団員に対して、「安くて土地の名物で豚を使っていない食べ物」を探すのはなかなか至難の業であった。

18日の夕方、無人のJR南由布駅から由布岳を仰いだ。珍しく雲がかかっていない。由布岳を見ながら、また元気が湧いてきた。

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posted by daeng at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京以外の日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする