2007年12月30日

年末年始はマカッサル

12月20〜26日はイドゥル・アドハ、クリスマスと重なって連休、そして12月29日〜1月1日もほぼ休み、ということで、インドネシアでこんなに休みが続くのもなかなかないのだが、なぜかマカッサルにずっといる。当初は、この長い休みを利用して、ここ出身の人々を先祖に持つ遠い国々まで出かけようと思ったのだが、結局中止にした。気は進まないが、いくつかの原稿書きをし(ようと努力し)ている。

ここ3日間は、その前の雨が嘘のように雨が降らない。でも、これはほんの中休みだろう。1年前の年末年始はやはり大雨で、アダムエアの事故が起こったのだった。

パキスタンではブット元首相が自爆犯に暗殺された。インドネシアではそんなこと起きないよね、というぐらいのんびり落ち着いた年末を迎えている。前回の年越しは我が家で詩を皆で読み、楽団を呼んで盛り上がったが、今年は休みが連続したせいか、とくに特別の催しもない様子。しっとりと静かな年越しになるかな。

元旦には、いつもの通り、お手伝いにお雑煮を作ってもらうことにした。冷酒もちょっとある。マカッサルで一人で元旦を迎える方、よろしければ元旦のお昼に我が家で雑煮はいかが。できれば、前もって、個別にご連絡されたし。

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2007年12月27日

マカッサルのタクシーは意外にも・・・

マカッサルと聞けば、「こわい」というイメージを持つ方もいることだろう。ジャカルタでのマカッサルの評判は、信じられないほど芳しくない。

でも、マカッサルのタクシーは、ジャカルタ以上だろう。どんな会社のタクシーでも、何も言わなくともメーターを倒す。メーターを倒さなかったからといって、「法外な額を要求されるのでは」と怖がる必要はない。実は、本当に、ただメーターを倒すのを忘れただけなのだ。

運転手は怖そうな顔をしているかもしれない。運転もちょっと荒いかもしれない。しかし、遠回りをしたり、暗闇に連れて行って脅したりはしない。まじめに目的地まで連れて行ってくれる。お釣りだって、律儀に細かい金額でも返そうとする。

私のどんな友人に聞いても、タクシーで怖い目にあったという話を聞いたことがない。マカッサルのタクシーには安心して乗ってよい。

なかでも、黒い色のTaksi Putraが私のお勧めだ。車も新しく、運転手も真面目。200台以上ある車のうち、80台程度にDVDをつけた。運転手の提案を会社がOKしたのだと言う。お客さんが持ち込んだCDやDVDを楽しめるのだ。カラオケもOK。他の都市にもこんなタクシーがあるのだろうか。

ちなみに、ジャカルタの青いTaksi Putraで私はかつていやな思いをしたことがある。マカッサルの黒いTaksi Putraのほうがずっといい。

マカッサルに着いたら、安心して空港タクシー(出口でチケットを買う)に乗ってほしい。ぶっきらぼうな運転かもしれないが、目的地まで安心して到着できる。ジャカルタのようなタクシー会社の客引きもないし。

マカッサルにメータータクシーが登場したのが1990年頃。その頃から、こうしたタクシーの特徴は全く変わっていないのだ。

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2007年12月23日

南スラウェシ州知事選挙後の混乱

南スラウェシ州知事選挙で、シャフルル候補(現州副知事)が当選と決まってからはや1ヵ月。しかし、負けたアミン候補(現州知事)の不服申し立てを受けた12月19日の最高裁判所決定で、なんと、4県で選挙のやり直しが命じられた。これが実施されると、新知事就任は来年の3〜6月頃へ延期されることになる。

南スラウェシ州知事選挙をめぐる混乱は今後も尾を引くだろう。当地の治安状況に懸念が生じている。警察はマカッサルに「第1級警戒態勢」(Siaga 1)を発令した。

今後、マカッサル市内ではペッテラニ通りの州選挙委員会前、大学の周辺などで、様々なデモが行われる可能性がある。また、各県・市でも同様のデモが起こりえる。

現実問題として、デモや抗議集会だけでなく、支持者間の対立・衝突が起こる可能性も決して皆無ではない。十分な注意が必要である。

平穏無事に選挙を終えたかに見えたのに、なぜこのような事態になってしまったのか。

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2007年12月19日

今年の雨季は本物・・・

昨日(12/17)から、マカッサルらしい激しい雨が何時間も降る状態になった。今日(12/18)も午後から夜まで断続的に降り続いた。11月に入ってからけっこう雨が降っていたのだが、私がなじんできた、あのマカッサルの雨季が戻ってきた感じだ。

去年はおかしかった。12月に入っても雨が少なく、12時間の断水を強いられた。今年は水が出にくくなることもないまま、雨季に突入した。

日本も今年は冬らしい冬になったと聞く。それでも地球温暖化のなかでのちょっとした揺り戻しに過ぎないのか。やっぱり、今回のような激しい雨でないとマカッサルと言う気分がしない。

雨で水が溜まっても、庭に植えたマツバボタンが朝になれば健気に咲いている。水が多いと根が腐るという話だが・・・。ニチニチソウは何本かが枯れてしまったけれど。そんなマツバボタンに勇気づけられている今日この頃である。

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2007年12月12日

パペダとクラディ

ジャヤプラへ出張して、またおいしいものに出会った。チェンデラワシ大学社会政治学部長のナフィ先生のお宅に招待され、パプアの人々にはおなじみの食べ物でもてなされた。

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左手前がサゴ椰子澱粉で作ったパペダ。水飴のように2つのスプーンでクルクルッとまわしながらちぎって皿に移し、右手前のスープをかけ、パパイヤの葉の炒め物などを乗せていただく。先生のお宅のパペダはあっさりとしてヘルシーな美味しさだった。

パペダにも増して、今回、感動したのが、上の写真の真ん中の団子のような形のクラディである。クラディはサトイモの意味で、言ってみればサトイモ団子。先生のお宅のクラディには、隠し味でハチミツが入っていて、ほんのり甘みが口の中に広がる。これを野菜や魚と一緒にいただく(下写真)。このクラディ、本当に美味しい。

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脂っこいインドネシア料理のなかにあって、パペダもクラディも素材を生かした実にヘルシーな料理である。パプアの食文化は、健康志向の観点から、もっともっと注目されてよい。

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2007年12月09日

ジャヤプラから国境を見てきた

ここ数週間、ブログの更新を怠ってしまった。体調を崩してそれが長引いてしまったこと、パプア州ジャヤプラへ出かけていたこと、インターネットがなかなかつながらないこと、など諸々の要因があった。

12月4〜7日にジャヤプラへ行ってきた。そこの大学で特別講義をするためだった。「分離独立という言葉を安易に放つことによって、自分の足元を見なくなり、地道な地域開発努力を怠ってしまっている」などと辛口の意見も授業で披露してしまった。自分たちの歴史はヨソ者によって蹂躙され、何も残っていない、という彼ら。「ならば、今日の今この時から1日ずつ記録を残し、10年、20年と積み重ねて、自分たち自身の歴史を作っていこうではないか」とも呼びかけてしまった。

パプアの人々の根っ子を生やし、それを育てていくことが、次の、そしてそのさらに次の世代の将来のために必要だということを強調したが、被害者意識に彩られ、手っ取り早く、ヨソ者から獲れるものを獲る、という姿勢を地道な活動へ変化させていくのは、容易ではないと痛感した。

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ジャヤプラ中心街をテレビ塔のある丘から眺める

そんな講義の合間に、パプア・ニューギニアとの国境を見に行ってきた。ジャヤプラの手前のアベプラから車で約1時間半。想像以上に舗装がよく、快適なドライブだった。

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posted by daeng at 12:23| Comment(1) | TrackBack(0) | その他インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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