2007年11月19日

『選挙の後に死す』

17日夜、イニンナワ・コミュニティを舞台に、地元芸術家のフィルマン・ジャミルが中心となり、『選挙の後に死す』というパフォーマンスが行われた。16日に南スラウェシ州知事選挙の結果が正式発表されたのを受け、住民から距離の遠い政治エリートを批判、とくに南スラウェシ州知事選挙も政治エリート層による権力者の交代に過ぎない、との主張を秘めた無言のパフォーマンスであった。

まず、プリンティス・クムルデカアン通りを挟んだ向かい側にあるメルセデス・ベンツのオフィスの前で、フィルマン氏を含む3人の演者が頭上に火を焚いた素焼きの小瓶を乗せる。3人はそのまま、交通量の多いプリンティス・クムルデカアン通りを車の流れを遮って渡っていく。

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プリンティス・クムルデカアン通りをわたる3人の演者


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posted by daeng at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マカッサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いろいろトラブル

このところ、ずっとマカッサルにいる。先週は、南スラウェシ州知事選挙の結果が発表され、現副知事が現知事を破って新州知事になることが決まった。たまたま、16日には友人に誘われて、当選した現副知事の「勝利スピーチ」を聞きにいった。その様子を、インドネシア版オーマイニュースともいうべき『パニンクル』にインドネシア語で記事を書いた(「勝利スピーチの後にゴミ拾い」を参照)。

今日でもう10日間、電話が使えない状態で、Telkom Speedyを使ったインターネット常時接続も全く使えない。もう何度もクレームをつけ、2回はわざわざオフィスへ出向いた。原因は電話地下ケーブルの故障の様子。クレーム係に電話すると「こちらは地上の問題を扱うので、地下の問題は別の部署」との答え。文句をいうと、上司と思しき男性が電話口に出て、平謝りされた。仕方ないのでIndosatnetの3.5Gでつなげるが、これがすぐに切れてしまって使えない。結局、所属先の大学に来て常時接続につなげている状態である。

15日には、家の大きな窓ガラスが割れた。大家が大木の幹を切るように使用人に連絡、その使用人が探してきた作業員が不注意で大きな幹をそのまま切り落とし、それが窓ガラスを直撃した。大家は当初、他人事のように「直してくれ」といってきたので抗議すると、「こっちでやる」との返事。17日の午前中に強風で残っていた窓ガラスもすべて崩壊、窓枠のみを残すのみとなった。雨季に入って、雨風が入ってくるとの懸念。もっとも、おかげで、涼しい風が入ってきて、部屋は涼しくなった。夕方からの蚊ははるかに多くなったけれども。

このところ、トラブル続き・・・。

posted by daeng at 13:29| Comment(1) | TrackBack(0) | マカッサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする