2007年08月26日

スンパン・ビタ壁画

来訪中の家族と一緒に、パンケップ県バロッチ郡のトナサ・セメント第1工場の先にあるスンパン・ビタ壁画を見に行ってきた。5000年以上前に描かれたという壁画を見るには、壁画のある洞窟の入口を閉ざす柵の鍵をもっている人と出会わなければならない。我々が941段もある石段を登っていると、一人のおじさんが後からついてきた。柵の鍵をもっているという。おじさんに柵をあけてもらい、壁画を堪能した。

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壁画は岩山の上のほうにある


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舟と思しき壁画


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人間の手の形(左下)と動物


以前、壁画の赤い色が昔よりも濃くなっているという話を耳にしたことがある。そういわれてみれば、5000年以上前のものにしては色が鮮やかなようにも感じる。行政が何らかの細工をしたのであろうか。なお、この壁画に関してはまだほとんど解明されていない様子。どの程度、この壁画に関する研究が国内外で進んでいるのであろうか。

posted by daeng at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | マカッサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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