2007年06月28日

水はあるのに水がない、の顛末

道路工事で水道管が切断された一方、道路工事で排水溝が埋められたところに今どき珍しい大雨で洪水になって水が引かない、という水はあるのに水はない状態の2日目。結論からいうと、夕方までに水道は回復し、排水も徐々に進んだ。

以下、今日の顛末をお知らせする。

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2007年06月27日

水はあるのに水がない

今日2つめのブログ。午後の大雨は夕方になっても止まず、ようやく夜8時過ぎに止んだ。今は一体雨季なのか? 本来ならばもう乾季の真っ只中のはず。そして、我が家の敷地は久々に洪水となった。

さっきの水道管をやられた話の続き。水道管をやられた後、道路工事者は穴を埋めていった。そのとき、道についていた排水溝を外して穴を埋めていったので、我が家にたまった水が流れなくなった。何でこういうときに限って大雨になるのだろうか。恨めしくなる。

我が家の前にあるカフェは水びだしで、若手写真家のNGOであるPERFORMAの部屋やカフェの台所などが浸水した。家の前の敷地は池になり、子どもたちには格好の水遊び場になった。

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でも、我が家の図書館を訪れる高校生らは、ひざ下まで水に浸かりながらやってくる。片側4車線になる予定の大通りは大渋滞である。

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そう、こんなにたくさん我が家に水が溢れているというのに、水道管が切断されたので、家には生活で使う水がないのだ。たまたま、カフェの前の水タンクにはまだ水があるので、それを節約しながら使うことになる。水道管を切断する、と前もって言っておいてくれれば、水を溜めて用意することもできたのに・・・。

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水道管をやられた

一時帰国から戻って、またマカッサルの日常に戻ったところで、いろいろな事件が起こるものだ。

いい事件としては、インターネットのプロバイダを変えて、新しく設置しなおした。思っていたよりも、こちらのほうが快適。前のプロバイダはべらぼうに高くて、すぐに切断するし、雨風があるとつながらなくなる。衛星を受信して使っているので、風や雨でアンテナの向きが変わると、とたんにつながらなくなるのだ。前の会社に「解約する」といったら、「何が問題だったのか手紙に書いて出せ」といわれたので、洗いざらい書いてやった。

悪い事件は、水道管が破壊されたことだ。我が家の前は、片側2車線を片側4車線に拡張する工事をしている。昨日の夜中、掘削車が道の脇を掘ったとき、合わせて、我が家に引き入れている水道管を切断してくれた。ふつう、掘削する前に水道管があることぐらい確認するのが常識じゃないのか。おかげで、それ以来、水が来ない。工事関係者は自分の仕出かしたことを分かっているようなのだが、誰も何も説明に来なければ、修理をする動きすらない。お手伝いに聞いたら、我が家だけではないらしい。隣近所の水道管も同じ運命になり、みんな水が来なくて困っているのだった。

工事関係者からは何も連絡がない。いったい、いつになったら水道が使えるようになるのだろうか。水道が使えるようになったら、またブログでお伝えしたい。

皮肉にも、今日は午後から、雨季の真っ最中を思わせるような、ものすごい雨が降ってきた。本来なら今は、乾季の真っ最中なのだが。

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切断され、曲がってしまった水道管


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2007年06月23日

国際ドキュメンタリー映画祭(7/3-4)

我が家にある図書館Cafe Baca Biblioholicを舞台に、7月3・4日の2日間、ドキュメンタリー映画祭が開催され、国内作品12本と海外作品8本の計20本が一気に上映される。

我が家のなかの2つの会場で同時にドキュメンタリー映画を上映する予定。4日は、上映を受けた討論会も行われる。

これは、インドネシアでドキュメンタリー映画を撮っているグループのIn-Docsが、フォード財団の支援を受けて、5〜7月に全国で同様の映画祭をロードショーで行っているものの一環である。すでにランプン、バンドゥン、スマラン、ジョグジャカルタ、ソロ、マラン、ジェンブルなどで開催され、マカッサルの番が7月3・4日、というわけである。In-Docsについてはホームページがあるので、こちらを参照して欲しい。

ScreenDocs! Traveling 2007 in Makassar
Time: 10:00-18:00WITA, 3-4 July 2007
Place: Cafe Baca Biblioholic
Jl. Perintis Kemerdekaan Km.9 No.76,
Tamalanrea Jaya, Makassar 90245

上映されるドキュメンタリー映画のほとんどは2006年の製作。上映作品は、以下の通りである。

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posted by daeng at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

22日まで一時帰国中

実は、6月14日朝から、職場の業務のために一時帰国中である。着いた日の夕方に関東地方は梅雨入りし、天気が悪そうと思ったら、次の日から天気は一転して数日間晴れ。しばらくぶりで、毎日通勤電車に揺られている。やはり、テンポと雰囲気に慣れない毎日だ。

今日は、朝9時半から夜6時半まで断続的に会議。さすがに疲れた。昨晩は、自宅のパソコンにノートン・インターネット・セキュリティの更新をしていて、夜3時半まで起きていたので、1日中とても眠たかった。

今回、帰国中にお会いできなかった知人や友人の皆さんに、この場を借りてお詫び申し上げたい。次回、いつかまたお会いしましょう。

posted by daeng at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

ジャヤプラの味「パペダ」

先週6月7〜8日、パプア州のジャヤプラへ出張して来た。7日午前1時半マカッサル発のフライトで午前8時にジャヤプラ着。なかなかの強行日程だった。

ジャヤプラのセンタニ空港で目を見張ったのは、停まっている車の大半が新車だったこと。しかし、空港を出てすぐの橋はこの間の大雨で壊れ、山道を迂回してジャヤプラ市内へ向かった。途中、何度も洪水の跡をみたが、かなりの雨だったと想像できる。でも、ジャヤプラ周辺の大雨は、マカッサルで報道として目にすることはなかった。

知り合いのチェンデラワシ大学の先生にキャンパスを案内してもらった。事務棟からの眺望は見事だった。下の写真は、私がお気に入りのジャヤプラの観光名所、日本の天橋立を髣髴させるような小島が点々と続いて海に浮かぶ。その向こうの山の先はパプア・ニューギニアだ。国境まで車で1時間ちょっと、週末には多くのジャヤプラ市民が買出しに出かけるという。

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そして、1995年12月に初めてジャヤプラを訪問して以来、12年ぶりで「パペダ」を味わった。

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posted by daeng at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

穏やかなアンボン

今週は、6月3〜5日にアンボン、7〜8日にジャヤプラへ出張した。仕事上の打ち合わせで、それぞれの大学の先生に会ってきた。その合間に、アンボンでは町の様子を見てきた。

アンボンへ来るのは1998年以来9年ぶりである。そのあと、1999年1月から数年にわたって住民間の抗争が続いた。日本を含め、多くの国ではまだ正式には渡航を奨励していない場所である。9年前とどんなふうに様子が変わっているのか、興味と不安が入り混じりながら、アンボンをベチャに乗って歩いてみた。そして、9年前に感じたような穏やかなアンボンが確実に復活してきている様子を確認することができた。もちろん、身に危険を感じるようなことは全くなかったことを付け加える。

その様子を、何枚かの写真で紹介する。

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バトゥメラ市場で愛嬌を振りまく女性商人たち


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posted by daeng at 08:55| Comment(6) | TrackBack(0) | その他インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

ライオン・エアの最新機に乗った

5月31日、急遽ジャカルタへ日帰り出張した。前日にGarudaの予約を取ろうとしたらシステムがダウン、しかたなくLion Airで行くことにした。

午前8時のジャカルタ行きに乗るべく、ハサヌディン空港へ。しかし、その便はクンダリから来る飛行機で、クンダリの天候が悪いため、出発時間が午後1時に変更されていた。ジャカルタでのアポの予定は午前11時。まいった。そこで、Lion Airの係員に食いつき、午前9時の便へ変更してもらった。

この午前9時のジャカルタ行き、Lion Airが世界で最初に導入したボーイング737-900ERだった。前向きに考えれば、最新機に乗れてラッキー。エンジン音が他の飛行機と違う。ということは、今まで乗っていたインドネシアの国内線はみんな中古だったということを改めて確認できたわけだ。飛行状態は極めて安定。乗り心地はとてもよい。

しかし、シートは幅が狭く、つくりも簡易だった。Lion Airの仕様で設置されたのだろう、シートはできるだけ簡素に、たくさんの乗客を運べるように、ということだった。シートだけだったら、帰りのLion Airの中古737-400のほうが良かった。もっとも、最新機でも、機内で提供されるのはいつものカップ入りミネラルウォーターだけで、食事は出ない。

そういえば、数日前に、羽田空港の航空券発券システムがダウンして、午後便がすべて欠航になったというニュースをみた。そう、我々がいかに危ういシステムに依存して便利な生活を享受しているか、を思い知らされる出来事だ。インドネシアでは、発券システムがダウンすれば、従業員が汗だくになりながら手書きで搭乗券を発券させ、飛行機を飛ばす。

コンピューターがダウンすると飛行機が飛ばない日本と、ダウンしても何とか飛行機が飛ぶインドネシア。処理する便数の数が日本とインドネシアで大きく異なるのはさておいても、飛行機を利用する側からすれば、手段は何であれ、飛んでくれたほうがいいはずだ。もっとも、運航の安全性はまた違う話になるのだが。
posted by daeng at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | マカッサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする