2007年02月05日

1996年のジャカルタでの大雨を思い出す

1月29日にジョグジャカルタから戻ってからというもの、マカッサルは毎日雨季らしい雨が降る・・・などと悠長なことを言っていたら、ジャカルタは連日の大雨で記録的な洪水になってしまった。被災された皆さんの一日も早い回復を願う。

今回は1996年2月以来の洪水というが、そのとき私はジャカルタに住んでいた。しかもその日、大雨の中、ボゴールからプンチャックまで、在ジャカルタの所属先の上司の車で、ジャカルタを訪れた所属先のN理事を案内する役を仰せつかったのだ。

ものすごい土砂降りの雨の中、ボゴール宮殿をN理事と一緒に眺めていた記憶がある。あのとき、大雨の中でN理事に同行し、懇意になったおかげで、私はその後、2度目のマカッサルでの政策アドバイザーの仕事を遂行することができた。結果的には、スラウェシとより深く関わることになるきっかけが、あのときのジャカルタの大雨だったのだ。

ジャカルタの洪水の映像を観ながら、ふとそんなことを思い出した。すでに退職されたN理事には心から感謝している。
posted by daeng at 02:41| Comment(0) | TrackBack(0) | マカッサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする