そんななかで目にした週刊誌『ガトラ』のインターネット版の記事に、「マカッサル周辺の住民が海水魚を食べなくなった」というのがあった。曰く、アダムエア機の乗客の遺体を魚が食べているかもしれない、そんな魚は食べられない、というものである。「魚を食べるなら、養殖のバンデン(ミルクフィッシュのこと。こちらではボルと呼ばれる)だけ」という話だ。
たしかに、マカッサルの焼き魚の代表として有名なバロナンは雑食性なので、可能性はなくはないのだろう・・・。
もっとも、このところ海が荒れて漁民が漁に出られない日が少なくなく、魚の値段は全般に高め。天候も災いして、魚の売れ行きはあまりよくないようだ。