初めに、私から簡単な映画の内容と映画の舞台となった山形県についての簡単な説明をした後、映画鑑賞。笑いが溢れた鑑賞の後は、1時間程度、感想と簡単な質疑応答を行った。
感想や質問で面白かったのは、「山形の田舎が舞台なのに、ジャズという西洋のものしか出てこず、日本の伝統文化が出てこない」「ここで描かれているのは山形に特徴的なのか」「日本の若者は以前よりやる気がなくなっていると聞くが、この映画は例外なのか」など。文化というものを「かたち」から捉えているのではないか、山形の特徴ではない、この映画は「こうありたい」という人々の願望を実際に表現した一種のファンタジーである、といった話を私はした。
映画鑑賞のほか、折り紙教室、浴衣試着*写真撮影、なども行われ、日本に興味を持つたくさんの若者で夕方まで我が家は賑わった。
今回のような催しは今後、「もしもしパーティー」(仮称)に名前を変えて、毎月行われる予定である。ただし、主催者は我が家に事務所を構える地元NGOの若者たちで、私はそれにただ乗っかっているだけである。