2005年11月09日

ボアレモ県職員、刑務所で研修

ゴロンタロ州ボアレモ県知事は、このほど県職員を刑務所へ連れて行って視察研修を行なった。

刑務所の受刑者の人権状態を学ぶ、といった目的かと思ったら、そうではなかった。刑務所の受刑者の劣悪な環境を見せながら、「汚職をするとこういう目にあうのだ」という見せしめのために職員を連れて行ったのであった。

ボアレモ県では、県幹部の執務室の入口にその幹部の給与や手当の一覧表を貼り、幹部のパフォーマンスと収入とのバランスを誰もが判断できる、といったトランスペアレンシーを重視する試みを実施してきた。実に面白い県である。

2005年11月8日付Kompasの記事より。

posted by daeng at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | その他インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする