2005年11月27日

昭和軒のカツ重

11月19〜22日に長野県信濃大町へ行っていました。

信濃といえばやっぱり信州そば、町のあちこちに蕎麦屋がありました。21日の晩に蕎麦のから揚げ、蕎麦団子、と蕎麦料理に岩魚の塩焼き、飲むは蕎麦焼酎のそば湯割り、締めはざる蕎麦、という蕎麦尽くしの楽しい夜をグアテマラからの研修員2名+友人たちと過ごした大町温泉郷の「いろり」は、おいしかったです。

そんな大町の駅前商店街に、昭和軒というトンカツ屋さんがあります。ソースカツ丼が名物で、創業した昭和2年以来、秘伝のタレを継ぎ足して今日まで使っているという、こだわりの店です。そこでソースカツ丼の1ランク上のソースカツ重を食べてみました。肉もキャベツも長野産、と銘打ってあり、カツの下に敷かれたキャベツの柔らかさとカツのサクサク感に絶妙な味でソースが絡む、幸せを感じるカツ重でした。

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値段は990円。お昼時は結構混雑し、給仕のおばあさんが一人で切り盛りしているので、多少のスローペースは温かく見守ってあげる配慮が必要かな、と思いました。

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2005年11月21日

中学の公民教科書

ジャカルタ在住の友人からこんな便りがありました。

インドネシアの新カリキュラム(2004年)での中学生向けの「公民」(Kewarganegaraan)の教科書をみると、第1章に「地方自治実施における住民参加」(Partisipasi Masyarakat dalam Pelaksanaan Otonomi Daerah)、第5章に「地方自治実施の基本となる地域文化価値を醸成する」(Mengembangkan Nilai-Nilai Budaya Daerah yang mendasari pelaksanaan otonomi daerah)とあり、ランプン、ジャワ、バリ、ミナンカバウ、マカッサルが例として挙げられているそうです。さらに、第4章は、「意見表明の自立」(Kemerdekaan mengemukakan Pendapat)となっています。

地方自治の着実な実施は国家の規定路線となり、地方分権化が着実に浸透していることの表れと見えます。権威主義に基づき、画一的な国家政策を強いてきたかつてのインドネシアとは異なる、新しいインドネシアへ向けてのステップ、と考えたいところですが、旧来の教育の先頭に立ってきた教員の側がついていけるのか、心配です。新カリキュラムに合わせた教員の再研修が緊要と強く感じます。



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2005年11月18日

急告:絵本の緊急出版に関するお願い

ジャパン・アチェ・ネット(JAN)では、スマトラ沖大地震・津波の1周年にあたる今度の12月26日に、被災したアチェの子どもたちが描いた絵と高校生が書いた文とを組み合わせた絵本の発刊を計画しています。言語は日本語とインドネシア語です。

現在、有志がボランティアで編集作業を進めていますが、期待していた出版社から断りの連絡を受け、困っています。このブログをお読みになっている皆さんのなかで、絵本の出版社などに関係されている方がいらっしゃいましたら、至急、ブログへのコメント、またはメールにてご連絡いただければ大変ありがたいのです。

JANがアチェの地元紙Serambi Indonesiaと共同で開催した絵画・作文コンクールの優秀作品が素材となります。これらの作品を史実として後世にしっかりと残していきたい、たくさんの日本の子どもたちにも見て読んでもらいたい、と思っています。

よろしくお願いいたします。

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マカッサルのサンセットクルーズ

スラウェシ島情報マガジンからの情報です(こちらをご覧ください)。

マカッサルの夕陽は本当にすばらしいです。日本で見るのとは全然違います。しかも、それを洋上から見るなんて何と贅沢なこと・・・。

ただ、乾季はヘイズの影響で、水平線に届く前に太陽が消えてなくなってしまうことがしばしばでした。

是非、マカッサルの夕陽をご自分の目で確かめてみてください。以下は、私が2003年8月に撮ったマカッサルの夕陽です。

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マカッサルで炭疽菌による被害

鳥インフルエンザの陰であまり目立たないが、マカッサルでは炭疽菌の被害が発生している。

17日付Tribun Timurによると、少なくとも4人が感染し、うち3歳児が重症。対処のためのワクチンが足りないなどがマスコミで指摘されている。マカッサル海峡を隔てた東カリマンタン州は、南スラウェシ州からの家畜の移入を禁止する措置を講じた。

http://tribun-timur.com/view.php?id=10848&jenis=Front
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2005年11月14日

泣き笑いトラジャコーヒー

インドネシア文化宮で開催されるスラウェシ・ミニ講座のお知らせです。奮ってご参加ください。

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☆第60期インドネシア理解講座☆

『スラウェシ島理解シリーズ』の第三回目は、コーヒーがテーマです。アラビカ種の中でも最高峰と言われているコーヒーが、スラウェシ島のトラジャ地方で栽培されている、トラジャアラビカ種です。トアルコ(TOARCO=トラジャ・アラビカ・コーヒー)誕生の秘話を、“泣き笑いトラジャコーヒー”と題して、清野剛 さんが語ります。もちろん、トアルコ飲み放題の贅沢な土曜の午後となります。

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2005年11月11日

ジョグジャカルタ王室婚礼衣装展示会など

11月11日から京都で、ジョグジャカルタ王室婚礼衣装展示会、バティック・ファッションショーとジョグジャカルタ舞踊団による舞踊が行われます。以下紹介します。

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2005年11月10日

アズハリ容疑者、自爆か

ジュマア・イスラミアの幹部とされ、バリ島爆破テロなどに関わった疑いのあるアズハリ容疑者が国家警察反テロ部隊との銃撃戦で、自爆したとの見方が現地では強まっている。アズハリ容疑者は部下ら総勢12人で東ジャワ州バトゥ市のフランボヤン住宅地の住宅に3ヵ月前から滞在していたが、9日に警察部隊が急襲した。

アズハリとともに指名手配中のヌールディン・トップのスマランの潜伏先も9日に警察部隊に急襲され、ヌールディンは逃げたが、彼の部下が逮捕され、アズハリの潜伏先が割り出された模様。

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2005年11月09日

ボアレモ県職員、刑務所で研修

ゴロンタロ州ボアレモ県知事は、このほど県職員を刑務所へ連れて行って視察研修を行なった。

刑務所の受刑者の人権状態を学ぶ、といった目的かと思ったら、そうではなかった。刑務所の受刑者の劣悪な環境を見せながら、「汚職をするとこういう目にあうのだ」という見せしめのために職員を連れて行ったのであった。

ボアレモ県では、県幹部の執務室の入口にその幹部の給与や手当の一覧表を貼り、幹部のパフォーマンスと収入とのバランスを誰もが判断できる、といったトランスペアレンシーを重視する試みを実施してきた。実に面白い県である。

2005年11月8日付Kompasの記事より。

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2005年11月08日

Pisang Garoeda




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勤務先から歩いて15分ぐらいの中国料理屋で見つけました。オランダ製のバナナ・リキュールです。Pisangはバナナ、Garoeda(旧表記。現在はGaruda)はガルーダ(鳥神。インドネシアの航空会社名にも使われている)というインドネシア語ですが、それが英語表記でGreen Bananaとなってしまうところが面白い。輸入元は京都の寶酒造です。上海碧(シャンハイ・ブルー)の隣に置かれていました。

ピサン・ガルーダの説明ページをみつけました。こちらをクリック。



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2005年11月05日

プリペイド携帯電話の使用者登録、義務付け

インドネシアの携帯電話で無責任なSMS送信が問題になっている。とくに、宗教、種族といったセンシティブな内容を含んだ匿名のSMSが送られて、社会に動揺を与えようとする動きがある、という。テロ対策の意味もあるのだろう。

このため、通信情報大臣決定2005年第23号により、このほど、インドネシアにおけるプリペイド携帯電話番号には使用者名を明記することが義務付けられた。2006年4月までにプリペイド携帯番号の使用者は名前を登録しなければならなくなった。

ただし、どこに登録するのかについては現時点では不明。政府は、登録を促すためのインセンティブを携帯電話会社に求めているので、おそらく、携帯電話会社へ登録することになるのであろう。

今後、インドネシアでプリペイド携帯電話を利用する場合には、名前等を登録する必要があるので、注意が必要である。

関連記事(detik.com)

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2005年11月03日

スラウェシ・ミニ講座(2005年11月12日)

すでに、予告しましたが、インドネシア文化宮でスラウェシ・ミニ講座を開催する運びとなりましたので、改めてお知らせいたします。

☆第59期インドネシア理解講座☆
『ワンダーアイランド・スラウェシへのお誘い』

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スラウェシ島絵画展、開催中

12月17日まで、高田馬場のインドネシア文化宮で「スラウェシ島絵画展」が開催中です。

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マカッサル地元紙に東京でのマカッサル語講座の記事

10月29日に開催された「4時間で話せるマカッサル語+チョト・パライカッテを味わう会」の様子が、現地マカッサルの地元紙(インドネシア語)に掲載されました。以下のサイトをご覧ください。

http://www.tribun-timur.com/view.php?id=10064&jenis=Internasional

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2005年11月01日

予告:11月12日にスラウェシ・ミニ講座

まだ公開していませんが、以下のような内容で、話をする予定にしています。

場所は、高田馬場のインドネシア文化宮、11月12日(土)午後2時からの予定です。

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タイトル:ワンダーアイランド・スラウェシへのお誘い

内容:アルファベットのKの字をした奇怪な形のスラウェシ島。同じインドネシアでも、バリ島やジャワ島とは違った趣がこの島にはあります。スラウェシには何があるのか。スラウェシの人々は他のインドネシアの人々とどう違うのか。様々な写真を交えながら、日本であまり触れられることのないスラウェシの人々や社会を紹介する「スラウェシ入門」です。トラジャ・コーヒーを飲みながら、ゆったりとした気分でくつろぎながら、スラウェシの楽しさ・面白さに触れていただければと思っています。

posted by daeng at 01:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする